屋久島町商工会会長:松本和則

 

私が屋久島町商工会長となってから3年が経ちました。この三年間を振り返ってみますと、平成27年度は口永良部島新岳噴火災害、平成28年度は熊本地震、平成29年度は九州北部豪雨災害と多くの自然災害がございました。それらの影響もあってか、平成15年度には30万人を突破し、平成19年度には過去最高の40万人台を突破した屋久島への入込客数も平成25年度からは30万人を下回っており、平成28年度は平成12年と同程度の267,364人となっています。多くの方が観光産業に携わっている会員のみなさまにおかれましては、この3年間、本当に大変な時期だったと思います。観光産業は,宿泊業,運輸業,飲食業,旅行業等を中心に,農林業,伝統産業,製造業 など幅広い産業に関連する、非常に裾野の広い総合産業です。観光産業の成長は他産業へ の需要創出効果や雇用創出効果などをもたらし,地域の経済全体にとって非常に高い経済 効果を期待することができます。観光庁の試算では、定住人口が1人減少することにより失われる年間消費額は、外国人観光客10人、日本人の宿泊観光客であれば26人の観光消費額により補うことができるとされています。少子高齢化が進行しつつある屋久島でも今後ますます観光産業が占める役割は重要なものになってきます。また、平成29年度には「特定有人国境離島地域の地域社会の維持を支援するための交付金」制度が創設されました。みなさんに一番身近なことでいうと、高速船の料金が下がりましたよね?特定有人国境離島地域の人口減の抑制、新規雇用者数の増加、観光客等交流人口の増加が効果として期待されています。この制度を有効に活用していただき、ぜひ商売に活かしていただければと思っています。申請の際に事業計画の策定が必要な場合は商工会へご相談ください。

こうした中で、商工会といたしましては、鹿児島県や屋久島町とともに地方創生に向けた施策を考えていかなければと考えています。今年度は、屋久島ご神山祭り・屋久島夢祭り・サイクリング屋久島等、地域のイベントの活性化、更には屋久島町にある自然や伝統文化等を生かした町全体の活性化に向け、役職員一丸となり、会員の皆様方のご意見をいただきながら、明るく楽しい町づくりに取り組んでまいります。また、国の認定を受けた経営発達支援計画の認定機関として、会員事業所の持続的発展に寄与すべく、経営発達支援計画に沿った小規模事業者への伴走型支援を行ってまいります。具体的には、小規模事業者持続化補助金・ものづくり補助金をはじめとした様々な補助金・助成金申請に必要な事業計画書の作成支援を伴走型で行ってまいります。リニューアルした屋久島町商工会ホームページを活用し、会員の皆様へ各種補助金・助成金等、講習会・セミナー等の情報発信を行っていくと同時に、会員の皆様が無料でホームページを作成できる「shift シフト」を活用し事業所のネット販売・ネット取引の支援も行って参ります。また、天文館にある「かごしま特産品市場(かご市)」での屋久島フェアや鹿児島中央駅アミュ広場で行われる「まるごと特産品フェア」を利用した販路開拓支援も引き続き行って参ります。

 

屋久島町商工会
会長 松本 和則

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